多摩川育ちだった私には広い広い海釣は疑問のかたまりだった。 と言うよりも、海こそ”釣る”のではなく”釣れる”のだから。 言ってみれば かかるのである。 そんな環境で育った私だったので 富山県に来てからは 神通川・庄川・小矢部川・熊野川・井田川への フィッシングが続いていた。 しかし 一口で言って 魚の警戒心が激しすぎる!! つれない日もまれにあった。 餌もネリ餌よりミミズやサツマイモ。 水も水道水ではまったく釣れなかった。 そうこうして苦労の末、神通川の河口(通称=発電所前)で 大物の鯉を釣り上げ(と言っても6s) ようやく鯉釣り名人の仲間入りをした。 春先には 鮎釣が行なわれる神通川、 川育ちの私は手っ取り早く 投網を打って200匹をど 一気に捕まえていた。(投網に資格がいるなんて知らなかった) その後、通報で漁連に網は没収、罰金3万円でフィニッシュ!! 俺のスペシャル特注分銅の投網 返せ!! 網はいいから 分銅だけでも返してください。 そんなフィッシング生活が続き 自然に海釣にも興味がわいてきた。 せっかく海のそばに住んでいるのだからと思い、17万円で船を購入。 船舶免許はジェットスキーのために88年に取得していたので問題なかった。 渓流場所は地元のマリンに預ける契約だったが マリンは年間3万6千円(当時) 私は地元の漁師にコネがあれば 無料で渓流できると聞き、早速地元の網元に一升瓶を2本持って 挨拶に行った。 すると3日後には 系流用アンカーや梯子ブロックまで設置してあり 至れり尽くせりだった。 ※渓流場所は国土交通省管轄ですが実権を握ってるのは網元なのです。(笑) と言うことで 今でも無料で船を止めさせていただいています。 |
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