■散歩 ●ハムスターはとても好奇心が旺盛です。運動不足解消とストレス発散のためにも、 なるべくなら毎日決まった時間に、安全な部屋で30分くらいの散歩をさせてあげるといいと 思います。ハムスターを散歩させるときは、散歩させる部屋の安全点検が必要です。 ●電気や電話の等のコード、狭い隙間、有害物、障害物などを点検します。コード類は、 ハムスターが”かじかじ”する事があるので、部屋の中でむき出しになっているものがあれば、 ガムテープなどで床や壁に全体を覆うように貼り付けるか、ホームセンターなどでコード用の モールを購入するなどして対処して下さい。隙間があると、ハムスターは喜んで入っていきます。 隙間には、新聞紙などを丸めたものや、本・雑誌などで塞いで下さい。万が一有害物などがあると、 ハムスターが口にしたときに大変ですので、たばこの吸い殻や、シリコンがついたままのOリング、 3oデフボール、Eリング、他にもハムスターが口にして有害なものは取り除いておいて下さい。 障害物とは、たとえばカーテンです。床まで届くような長さのカーテンでしたら、ハムスターは器用に よじ登っていきます。しかし、彼らは登った後のことは考えていないようで、たいてい、落ちます。 「部屋の安全度」については、みなさんの部屋ごとに違うはずですから、散歩をさせる前に必ず ハムスターの目線でチェックするようにして下さい。また、ハムスターを散歩させるときには、 回し車などの遊び用のグッズを置いてあげるのも良いと思います。くれぐれも、ハムスターの 散歩中は目を離さないように。 ■トイレのしつけ ●「トイレでオシッコをしてくれない」という話を聞きます。しかし、根気よく世話することで、たいていの 場合はトイレの場所を覚えてくれますので、がんばって下さい。ハムスターは一般に、 巣箱から一番遠い角にオシッコをする習性がありますので、それをうまく利用して、トイレの場所は 巣箱から一番遠い角に置きます。あとは、オシッコの匂いがついたチップや砂などをトイレに 少量入れてあげます。これでトイレの準備は終わりです。 ●それでもトイレにオシッコをしてくれないときは、そそうをした場所のチップを取り除いて (少しだけとっておいて下さい)、そこをキレイに掃除して、除菌・消臭スプレーなどを使って匂いを 取り除きます。そしてまたトイレを置きますが、もしトイレを固定できるのなら、両面テープや、 ガムテープなどで 一時的に固定して下さい。トイレの砂の代わりに、使っているチップ(床材)を いれて、先ほどとっておいたオシッコの匂い付きのチップを入れてあげます。これでトイレの場所を 覚えたら、トイレのチップを徐々にお好みの砂へ変えていって下さい。トイレを完全に覚えたら、 トイレを固定しなくても大丈夫です。すんなりと、トイレの場所を覚えてくれればいいんですが、 そうでない場合は、上の方法を繰り返し試してみて下さい。特に、そそうをした場所に匂いが残って いるとまた同じ場所にオシッコをしますので、匂いはよく取り除くことが肝要です。 ■季節ごとの管理方法 ▼春春はハムスターが活発になる季節です。野生では繁殖の時期です。繁殖を考えているなら、 一日の日照時間が12時間くらいになるようにしましょう。また、食事ですが、穀物類を普段より 多めに与えると発情しやすくなるそうです。▼夏夏はハムスターにとってもっとも苦手と言われて いる季節です。野生のハムスターなら涼しい地下の巣穴で過ごすことができますが、ペットの ハムスターはそうもいきません。体調を崩しやすいので注意が必要です。とくに梅雨のある地域に 住んでいるのなら、湿度も高くなりがちです。なるべく部屋の温度を暑くても26度くらい (28度が限界だと思います)、湿度は70%以下になるような工夫が必要です。エアコンを使うときは、 風が直接ハムスターに当たらないようにしてください。エアコンがない場合でも、日中の暑い時間帯は、 風通しをよくしたり、直射日光が部屋に入らないようにするだけでも、ずいぶんと違うはずです。 それでもどうしても暑いという時は、ペットボトルに水を入れて凍らせて、タオルを巻いて水滴が 漏れないようにして、ケージの上部などに置いて下さい。また、巣材も少量でいいようです。 あまり暑いようだと、ひんやりするトイレの砂の上で寝たり、ケージの床の上にのべ〜っと 寝たりもしますが、心配はいりません。暑い日にはカーテンを閉めて、網戸だけにして、 扇風機を回すだけで十分効果があります。 ▼秋外も幾分涼しくなってきて、冬にむけての準備の季節です。 ハムスターにも冬を乗り切るための体力をつけてあげます。食事には、主食のペレットの他に、 ひまわりの種や穀物類といったおやつ類をすこし多めにあげると良いと思います。 ▼冬冬も、夏と同様、温度管理に気を配らなくてはいけない季節です。 ハムスターは冬の影響を受けて体調を崩しやすいので、注意が必要です。 室温は最低でも18度くらい(15度以下は危険です)、湿度は40%くらいを下限にします。 巣材も多めに用意してあげて下さい。温度の管理法ですが、ケージはなるべくなら、 普段の置き場所よりも少し高めの方が暖かいです。エアコンを使う場合も、夏の場合と同様、 風が直接当たらないようにして下さい。最近では陶器製のハムスター用のヒーターもありますので、 つかってみてはどうでしょうか?秋に引き続いて冬も、体力維持のために、 穀物類を少し多めに与えます。 |
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