カブトムシ飼育の心得


カブトムシ飼育初心者の方!!
カブトの飼育は簡単で誰でもできます。ちゃんと育てれば来年にはまた成虫がでてきます。
ここでは飼育マニュアルにない心得と注意点をご紹介します。

■ほどよい愛情を持って飼いましょう!
  ●多くの動物や植物と同じようにカブトムシ飼育にも愛情を持って接っしてあげましょう。
    そうすればどんな苦難も乗り越えられます。カブト飼育はお子様へ『愛』を伝えるための
    教材ともいえます。
  ●マットを湿らせてあげましょう。カブトムシは外骨格の昆虫です。
    霧吹きでマットを湿らせてあげたり、エサを交換してあげたり、この繰り返しで飼育が
    飽きてしまう方も多いようですが、愛情さえあれば苦にならないはずです。
    でも、あまり愛情をかけすぎて本来かけなければならない方への愛情が薄れてくると
    いけません。ほどより愛情で育てましょう。

■家族の理解を得ましょう!
  ●カブトムシ飼育は、母親や妻との戦いでもあります。カブトムシには、コバエやダニなど
    様々な虫が寄ってきます。特に成虫になると独特の甘酸っぱい臭いを発し、
    とても部屋に置いておけるような状況でありません。
    こんな状況下に置かれた場合、カブトムシの飼育を真っ先にイヤがるのは女性軍で、
    場合によっては『こんな虫キンチョールで、こぉ〜してしまえ〜!!』と
    息の根を止められかねません。そんな時は迷わず外に置きましょう、
    外に置くことで気温や雨など多少の影響があるかもしれませんが、可愛いカブ君が
    殺虫剤で暗殺されるのを見るよりは、はるかにいいです。
    でも、家族の方がガーデニングの趣味をお持ちの場合、フンだらけのマットがいい肥料
    となります。うまく騙し合って不満のない方法で育てましょう。

■子供に世話をさせましょう!
  ●TVゲームなどに夢中になってるお子さんがいたら、どんどん世話をさせましょう。
    子供に責任感や愛情を持たせる意味で、カブトムシ飼育は絶好と思います。
    少なくてもも1サイクル(卵から産卵まで)は世話をさせてみてはどうでしょうか?

■お金はかけず、なるべく自然のものを!
  ●最近はハンズやホームセンターなどで、なんでも揃う時代になりました。
    カブトムシ本体からクヌギマット、餌皿まですべての用品が手に入るため、実際私もほとんど
    購入物に頼っています。でも、「何でも買えば手に入る」という時代にあえて自然のものを利用
    することに意義があります。可能な限り、近くの公園や神社などから自然のものを拾ってきま
    しょう。もし、近くにない場合は少し遠くに出向いてでも拾われてくることをお勧めします。
    現に私が使っているクヌギの木は近所の中○根神社に生えている木を切り落としてきたものです。

■たくさん産卵したら自然に返してあげましょう!
  ●カブトムシをペアで飼育すると大抵の場合、たくさんの卵を産みます。
    たいていの雌は、50個ぐらい産みます。しかしマンション暮らしの場合などはそれ程の卵を
    育てるのは不可能ですので自然に返してあげましょう。
    一軒家の場合は庭や空き地に!もちろん隣近所のにも逃してあげましょう。
    将来、庭でカブトムシが取れるのも夢じゃないですよ。




   知っていると得をする(かもしれない)、ちょっとした技を紹介するコーナーです。

   カブ・クワ飼育に関することであれば、どんなことでも結構ですので、是非、皆さんのお持ちになって
   いるテクもご紹介ください。 えっ、企業秘密だから明かせないって?(^-^;
  ●採卵すると、どうも潰れたり孵化率が悪いと思うときの対処法は、まず、産卵セットを2つ作る。 
    片方のセット(以降、Aと呼ぶ)に♀を入れて、2週間程度、産卵させたら、♀を取り出す。 
    そのまま、もう一つの産卵セット(以降、Bと呼ぶ)に♀を移し、更に2週間程度、産卵させる。 
    その間、先の産卵セット(A)は温かい場所に置いておく。 
    2週間が経過したら、最初の産卵セット(A)をひっくり返して採卵する。 
    その後、再セットして、♀をBから取り出してAのセットに移し、また、2週間、産卵させる。 
    その間の2週間、Bのセットは暴これをサイクリックに行うことで、孵化効率が大分、向上する。 
    これは2週間、触らずにおいておくことで、卵の細胞分裂が進み、ちょっとやそっとでは
    傷つかないようになることと、駄目になる卵は2週間あれば、駄目になっていくからである。
  ●幼虫の体側にアザ(かさぶたのような感じ)ができることがある。
    古い餌を食わせたときに出る病気らしく、これが出てそのまま放置すると☆になる確立が
    極めて高い。このような場合、まず、感染を防ぐため隔離し、即時、新しいマットに交換する。
    小さなアザであれば、無事、羽化までいってくれることもしばしばあるので、
    希望を捨ててはいけない。
  ●採卵する際、直接、手で卵に触ると雑菌が移り、孵化率が下がる。卵を発見したら、
    ティースプーンで掬い、プリンカップなどに収めるのが良い。 
    尚、プリンカップの壁面に沿って穴を開け、卵を落とし込んで上からマットを被せると、
    孵化したかどうかをすぐに観察できるので便利。 但し、カップ壁面に直接、卵が触れると
    水滴が発生した場合、濡れてしまい、卵がカビる原因になったりするようなので、仕上げに少し、
    壁面を押して卵を引っ込め、直接、卵と壁面が触れないようにしてやる。
  ●採卵した卵は25℃〜30℃の暖かい場所に置く。 
    20℃程度の場所だと孵化できずに卵のまま☆になってしまう可能性が高い。
  ●産卵材が堅すぎてクワガタの産卵に使えそうにないとき、カブトの産卵セットに埋め込んでほっとく。
    そのうち勝手に軟らかくなってくれる。 時々、材が触媒になってマットの発酵が更に進み、
    温度が上昇することがあるので注意を要するが・・・
  ●無精卵と有性卵の見分け方。 採卵後、2週間くらいたつと、有性卵は丸く膨らんでいくが、
    無性卵は細長いまま、潰れたり破裂したりして、1つたりとも生き残らない。




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