そりゃ〜ないだろ〜の話
〜上級編〜



私が高3の修学旅行で京都にいったときの話です。
京都は2回目だったので手馴れたものだとおもい心踊らせていました。
京都には古い神社仏閣があり 由緒正しき しきたりが伝統をまもりつづけている 日本を代表する観光地です。
そんな京都で我々は自由行動という すばらしい翼を先生達よりいただきました。
私達仲間は「うろつくのもかったり〜から 有名な場所にいってナンパしてようぜ!」という事になり 
早速、国宝の○○寺に向かい自由気ままに遊んでいました。

○○寺にはとても
人に慣れた鹿がたくさんいます 
もちろん私達の遊び相手になったのです(悲劇の始まりです)。
も〜ナンパなんかそっちのけで鹿とあそんでました。お昼も近くなり 観光客もまばらになってきたころ、
普通の遊びに あきてきた私達は 鹿に乗ったり、口と鼻をふさいでみたり、ネックブリーカーまがいの事をして遊んでいました。
すると極真空手部のD君が「鹿君、俺のキックをよけれるかな〜??」といって 鹿に飛びゲリをしました。
(彼のキックはいつも見ていましたが あんなにキレのあるキックを見たのは初めてでした) 
鹿は よたよたっと2〜3歩歩いて”バダッ”っと角から倒れてしまい 
見るからに死んだと思いました。
「あ〜あ〜 おまえ弁償だわ!」と声が飛び初めて10秒もたちませんでしたが 
みんな天性の感でその場から走り出して 事なきをえました。 
D君は人間相手では折れてしまうので たいていは加減してるけど
その時は 
「おもいいきリキックしてた」と言っていました。

Dよ!おもいっきりだなんて そりゃ〜ないだろ〜・・・・というより  それはまずいだろ〜          

修学旅行から帰って1週間後 
学校で先生が「京都の鹿がバットみたいなもので 殴られて殺されたそうだ」 
私達は先生と目もあわせませんでした。
だって正直に言ったら俺達が飛びゲリされてしまうのですから・・・・・   

参考)翌年 ○○○高等学校の修学旅行は自粛されたそうです。
    後輩達よ 申し訳ない!
    行きたかったら 鹿の墓でも建てて供養してこいや。




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