いい映画 ベスト50 |
おもしろい映画 ベスト50 |
決して希望を捨てないこと。ひとりの男が起こした奇跡に世界中が泣いた ●95年アカデミー賞主要7部門(作品賞、主演男優賞、脚色賞、撮影賞、編集賞、楽曲賞、音響賞)ノミネート ●95年ゴールデン・グローブ賞主要2部門(男優賞、脚色賞)ノミネート ●95年度キネマ旬報外国映画作品賞、読者選出外国映画監督賞、読者選出外国映画ベスト・テン第1位 ●95年度日本アカデミー賞外国語映画賞 ●95年度毎日映画コンクール外国映画ベストワン賞 ●95年度報知映画賞外国作品賞 ●95年度日本映画批評家賞外国映画部門作品賞、男優賞 ●95年度スクリーン執筆者選出外国映画ベストテン第1位 |
刑務所にやってきた1人の囚人が、最後まで希望を捨てず、脱獄を果たすまでを描いた作品。 主人公レッド(モーガン=フリーマン)は、ショーシ刑務所で、調達屋をしている古株の囚人。 何度かの仮出所願いもむなしく、彼は塀の中で人生の大半を過ごしていた。 そんなある日、ショーシャンク刑務所に新しい囚人達がやってきた。 その中に、妻とその愛人であるゴルフプレイヤーを殺した罪で刑務所送りとなった銀行家 アンディ(ティム=ロビンス)がいた。どこか、他の囚人とは違う雰囲気を持つアンディにレッドは少し興味を持つのだった。 それからしばらくして、レッドはアンディに「ロックハンマー」を調達して欲しいと頼まれる。 「脱獄に使うようなものを調達しろと言うのか、面倒は嫌だ。」と断ろうとするレッド。 しかし、アンディは「実物を見ればわかるよ。」と静かに笑うだけだった。しぶしぶ仕事を引き受けたレッド。 数日後、到着したロックハンマーを見て、アンディの言葉に納得したレッドはつぶやくのだった。 「これで、脱出するには600年かかる。」アンディがショーシャンクに来てから数年後、 彼は、銀行家だったころの特技を生かし、刑務所の職員の資産運用の仕事をするようになっていた。 刑務所内での信頼を得ていくのと同時に、囚人たちの待遇を少しづつ改善していくアンディ。 やがて、あらゆる意味で彼はショーシャンク刑務所に無くてはならない存在になっていた。 原作は、スティーブン=キングの「刑務所のリタ=ヘイワース」だが、映画化するに当たりいろいろな点で手を加えている。 主人公のレッドを演じるモーガン=フリーマンの、くたびれた感じがたまらない。 また、感動的なラストシーンではキングの原作を超えたと言っても過言ではない。 『俺が、600年かかると言った仕事を、彼は19年でやり遂げた。』 |
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